ルイージ・ルナーリLuigi Lunari (1934 ミラノ) イタリアの作家、劇作家、評論家、翻訳家。ミラノ大学で法律を学ぶ。同時にシエナのキージ音楽院で作曲と指揮法を当時、対位法の大家と言われたフランコ・フェラーッラに師事する。はやくよりミラノの演劇界に入り、多彩な活動をはじめる。特にミラノのキャバレー演劇を再生たせたと言われる「グーフィ(I gufi)」と呼ばれる劇団の為に書いた「急かすなよ、おいらたちもずらかるよ Non
spingete, scappiamo anche noi」は傑作と言われている。
1961年から82年までピッコロ・テアトロのドラマテュルクとしてジョルジュ・ストレーレールやパウロ・グラッシの演出活動を裏から支えてきた。ピッコロ・テアトロの歴史的名上演と言われているストレーレル演出の「桜の園」や「リア王」などもルナーリの翻訳とtekisuto
解釈が大きく寄与している。1982年、彼はストレーレルの独善的ヘゲモニーに反対して劇団を去るが、これらの経緯や経験は後に「巨匠と周りの人たち Il
maestro e gli altri」と言う題の抱腹絶倒の劇団内幕風刺小説として結実する。